神奈川県横浜市の外車専門自動車整備工場、株式会社タッキードです!
今回は車検でご入庫いただいたポルシェカレラの整備内容をご紹介します。ポルシェならではのシャープなハンドリングとパワフルな走りをこれからも安心して楽しんでいただけるよう、必要なメンテナンスを行いました。
今回はエンジンオイル・オイルエレメント交換、エアコンフィルター交換に加え、バッテリーテスターでの診断によって充電性能の低下が判明したため、バッテリー交換を実施しています。
エンジンオイル・オイルエレメント交換
使用したオイルはFUCHS GT1ロングライフで、ポルシェをはじめBMWやアウディ、ベンツなど幅広いメーカーの承認を取得している高性能オイルです。今回はフラッシングも合わせて実施し、エンジン内部を洗浄してから新しいオイルを注入しています。
ロングライフオイルは性能を長く発揮させるオイルですが、エンジン内部に汚れが残った状態のまま入れてしまうと本来の性能を発揮しにくくなります。そのため、フラッシングで内部を綺麗にしてから交換することで、オイルの性能をしっかり引き出せるようにしました。
オイルエレメントも同時に交換し、エレメント接合部の清掃、ドレンコックの締め直しまで行っています。
エアコンフィルター交換
内気側・外気側の両方のエアコンフィルターを交換しました。取り外すと変形してしまい再利用ができない部品のため、点検の際に交換の要否を確認したところ、これまで交換した形跡が見受けられなかったため今回交換しています。
フィルターが目詰まりすると空気を取り込む際の抵抗が大きくなり、送風用のブロアモーターに負荷がかかります。この状態を放置すると、モーターの焼き付きなど故障の原因になる恐れがあります。
交換に合わせてフィルターケース内側の清掃も行い、清潔な状態でエアコンをお使いいただけるようにしました。
バッテリー交換
バッテリーテスターで計測したところ、健全性(使用可能容量)が43%という結果になりました。80Ahのバッテリーであっても、実際に蓄えられる容量は34.4Ah程度しかない状態です。
発電機自体には異常がなく、走行中に充電を行ってもこの数値までしか回復しませんでした。これはバッテリー内部の電極が劣化しているために起こる症状で、充電処置をしても翌日にはまた同程度の充電量に戻ってしまうため、交換以外の解決策がない状態でした。
このまま使用を続けると、エアコンや暖房の使用によって充電量がさらに低下し、渋滞時などにバッテリー上がりを起こす可能性がありました。そのため、イタリア製で純正指定メーカーとしても採用されているFIAMM製バッテリーへ交換しています。

交換にあたっては電極接合部の清掃を行い、交換後にバッテリーテスターで通電電圧を確認しました。古いバッテリーは適切に廃棄処理を行っています。
サービスメンテナンスリセット
各整備作業の完了後、サービスメンテナンスリセットを実施しました。ポルシェは車両側でメンテナンス時期を管理しているため、整備内容に応じたリセット作業が必要になります。
これにより、次回の点検時期が正しく車両側に記録され、オーナー様にも適切なタイミングでお知らせできる状態になりました。
ブレーキパッド・ローターの点検
フロント・リヤともにブレーキパッドの残量は10mmと十分な状態で、今回は交換の必要がありませんでした。安全に関わる重要な部品のため、しっかりと数値を確認したうえで判断しています。
なお、ブレーキローターについては摩耗が進んでおり、次回の点検時には交換のタイミングが近づいていることが分かりました。今後の点検の際にあらためてご案内させていただきます。
タイヤの点検
タイヤの残量はフロントが7.4mm、リヤが6.5mmで、いずれも良好な状態でした。摩耗の偏りなども見受けられず、今回は交換の必要はありませんでした。
下廻りも点検し、問題ありませんでした。
輸入車のメンテナンスはタッキードにお任せください!
株式会社タッキードは神奈川県横浜市を拠点とする外車専門の自動車整備工場です。ポルシェをはじめとした輸入車特有の整備知識と経験を活かし、お客様の大切な愛車が末永く安心して走り続けられるよう、丁寧な点検・整備を心がけております。
今回もご入庫いただき誠にありがとうございました。今後とも快適なカーライフをサポートできるよう努めてまいりますので、車検や点検の際はお気軽にご相談ください。
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