ブログ2025年6月5日
車名 | ベンツ C180 |
---|---|
症状 | 車検整備 |
作業内容 | フロントロアアーム交換、リヤブレーキパット交換、エアーエレメント交換、エアコンフィルター交換 |
メルセデス・ベンツ C180 車検整備レポート:異音解消!足回りから空調まで徹底メンテナンスで快適なメルセデスライフを!
こんにちは!神奈川県横浜市にあります、株式会社タッキードです。今回は、メルセデス・ベンツ C180の車検整備をご依頼いただきました。オーナー様が気にされていた異音の解消に加え、足回りから空調システムまで、メルセデスならではの快適性と安全性を支える重要なメンテナンスを実施いたしました。
1. 車両情報
- 車種: メルセデス・ベンツ C180
- ご入庫目的: 車検整備
2. 作業内容
- フロントロアアーム交換(異音解消のため)
- リアブレーキパッド・センサー交換
- エアエレメント交換
- エアコンフィルター(内外気)交換
3. 作業詳細
3.1. フロントロアアーム交換
- 作業前点検: お預かりした際、走行中に「キシキシ」という異音が頻繁に発生していることを確認いたしました。点検の結果、異音の原因はフロントロアアームのブッシュ劣化であることが判明。ロアアームはサスペンションの重要な構成部品であり、ブッシュの劣化は異音だけでなく、乗り心地の悪化や操縦安定性の低下にも繋がります。
- 作業内容: 劣化していたフロントロアアームを左右ともに取り外し、新品のロアアームに交換いたしました。ロアアーム交換後は、足回りの動きがスムーズになり、異音も完全に解消されました。
3.2. リアブレーキパッド・センサー交換
- 作業前点検: リアブレーキパッドの残量が摩耗限界に近づいており、交換時期であることを確認しました。ブレーキは車両の安全を直接守る最も重要な保安部品です。確実な制動力を維持するためにも、パッドとセンサーの定期的な交換は不可欠です。
- 作業内容: 摩耗した古いリアブレーキパッドを取り外し、新品のブレーキパッドと摩耗センサーに交換しました。キャリパー周辺も丁寧に清掃し、各ボルトを規定トルクで確実に締め付け、ブレーキフルード量のチェックと調整も行いました。
3.3. エアエレメント交換
- 作業前点検: エンジンが吸い込む空気をろ過するエアエレメントを点検したところ、ホコリやゴミで目詰まりしている状態でした。エアエレメントの目詰まりは、エンジンの吸入抵抗を増加させ、出力の低下や燃費の悪化、さらにはエンジンの寿命を縮める原因にもなりかねません。
- 作業内容: 汚れた古いエアエレメントを取り外し、新品に交換しました。これにより、エンジンがクリーンな空気を効率よく取り込めるようになり、本来の性能を発揮できるようになります。