埼玉県草加市の外車専門自動車整備工場、株式会社タッキードです!
今回は車検でご入庫いただいたランドローバー ディフェンダーの整備内容をご紹介します。無骨なスタイルと悪路走破性を兼ね備えたディフェンダーならではのタフな足回りや電装系を、これからも安心してお使いいただけるよう点検・整備を行いました。
今回はブレーキオイル交換とバッテリー交換を実施し、あわせてトランスファー周りのオイル漏れ箇所の洗浄や各部点検を行いましたので、その内容を詳しくご紹介します。
ブレーキオイル交換
専用のテスターで水分混入率を測定したところ、要交換の数値が確認されました。水分混入率が3%で要交換、3%以上で即時交換という規定値に対し、今回は交換が必要な状態でしたので交換を行っています。

ブレーキオイルは吸湿性があるため、使用しているうちに少しずつ水分が混入していきます。水分が多くなると気泡が発生し、ブレーキの効きが不安定になる恐れがあるため注意が必要です。
メーカー指定では1年ごと、最低でも2年ごとの交換が推奨されています。交換後はテスターで最終確認を行い、正常な状態であることを確認しました。
バッテリー交換
バッテリーテスターで計測したところ、充電量はわずか4%、電圧は12.0Vという結果でした。通常は12.8V前後ありますので、明らかに充電性能が低下している状態です。

走行中も発電機からの充電は行われていましたが、それでもこの数値しか充電できていないことから、発電機ではなくバッテリー内部の電極劣化が原因と判断しました。このような状態のバッテリーは充電処置をしても一時的なもので、解決するには交換するしかありません。
この先エアコンや暖房の使用で発電量を使用量が上回ると、バッテリー上がりにつながるおそれもあります。今回はイタリア製でフェラーリなど純正指定実績もあるFIAMM製バッテリーに交換し、電極接合部の清掃と通電電圧の確認を行ったうえで、交換後にテスターを使ったリセット作業まで実施しています。
トランスファー周り パーツ洗浄
下廻り点検の際、トランスファーのギアオイル漏れが確認されました。漏れ箇所がそのままでは車検の検査に影響するため、今回は漏れ箇所周辺のパーツ洗浄を行っています。

なお、オイル漏れそのものの修理は専門的な分解作業が必要となるため当社では対応しておらず、ディーラーでのご相談をおすすめしております。今回は検査に通るよう汚れを除去する処置までを行いました。
点検の結果、交換不要と判断した項目
エンジンオイルおよびオイルエレメントはディーラーにて交換済みで規定量も入っており、問題はありませんでした。クーラントについても漏れなどの異常は見られませんでした。

エアーエレメントも点検の結果、非常に綺麗な状態で交換の必要はありませんでした。

タイヤはフロント残量7.8mm、リヤ残量8.3mmと良好な状態でしたので、こちらも交換せずに継続してご使用いただけます。


サービスメンテナンスリセット
バッテリー交換後には、サービスメンテナンスリセットを実施しました。輸入車はバッテリー交換後に各種制御システムの学習状態がリセットされることがあり、適切な再設定を行うことでアイドリングや電装系の動作を正常な状態に保つことができます。
こうしたメーカー特有の作業も含めてしっかり対応することで、交換後も快適にお乗りいただけます。
下廻りも点検し、問題ありませんでした。
輸入車のメンテナンスはタッキードにお任せください!
株式会社タッキードは、埼玉県草加市を拠点とする外車専門の自動車整備工場です。輸入車ならではの構造や特性を熟知した整備士が、一台一台丁寧に点検・整備を行っております。
今回もご愛車の状態を細かく確認し、安全に長くお乗りいただけるよう整備を行わせていただきました。この度はご入庫いただき誠にありがとうございました。
株式会社タッキード



