神奈川県横浜市の外車専門自動車整備工場、株式会社タッキードです!
今回は車検でご入庫いただいたBMW X1の整備内容をご紹介します。BMW X1はコンパクトSUVながらBMWらしい走行性能を持ち合わせたモデルで、日常使いから長距離まで幅広く活躍する一台です。
今回はフロントブレーキパッド・ローターの交換、バッテリー交換、エンジンオイル交換などを実施し、ブレーキオイルの水分混入やヘッドライトの光軸ズレといった細かな不具合についても点検・調整を行いました。
エンジンオイル・オイルエレメント交換
車検にあわせてエンジンオイルとオイルエレメントを交換しました。使用したのはフックスGT1ロングライフで、BMWをはじめアウディやベンツ、ポルシェなど幅広いメーカーで承認を得ている高性能オイルです。
エレメントの接合部も清掃し、新しいオイルとエレメントがしっかり密着するように仕上げています。オイルは劣化するとエンジン内部の摩耗や汚れの原因になるため、定期的な交換がエンジンの寿命を延ばすポイントになります。
ブレーキオイル交換
専用のテスターで水分混入率を測定したところ、要交換の数値が確認されました。メーカー指定では1年ごと、最低でも2年ごとの交換が推奨されており、今回はしばらく交換されていない状態でしたので交換を行っています。
ブレーキオイルは吸湿性があるため、使用しているうちに少しずつ水分が混入していきます。水分が多くなると気泡が発生し、ブレーキの効きが不安定になる恐れがあるため、放置は禁物です。
エアコンフィルター交換
内気側のエアコンフィルターを交換し、フィルターケース内も清掃しました。今回交換した形跡が見られなかったため、汚れの蓄積が心配される状態でした。
フィルターが詰まると空気を吸う際の抵抗が増え、風を送るブロアモーターに負荷がかかります。この負荷が続くとモーターの焼き付きなど、思わぬ故障につながることもあるため、定期的な交換をおすすめしています。
フロントブレーキパッド・ローター交換

フロントブレーキパッドの残量を確認したところ、残り4.8mmまで減っており交換が必要な状態でした。あわせてブレーキローターにも段差ができてしまっており、本来まっ平らであるはずの面が偏って減っていました。

この状態のローターに新品パッドだけを組み合わせると、近い将来ブレーキ鳴きが発生してしまう可能性があります。そのため今回はパッドとローターを同時に交換し、あわせてハブ・ホイール接合部やキャリパー各部の清掃、スライドピンの脱着清掃、バックプレートのクリアランス調整も行いました。
こうした下地の作業がブレーキ鳴きや偏摩耗の予防につながります。なおパッドセンサーも交換し、端子の清掃を実施しています。リヤブレーキパッドは残量7mmと問題ない状態でしたので、今回は交換していません。
バッテリー交換


バッテリーテスターによる計測の結果、健全性55%・充電量100%という数値が確認されました。健全性はバッテリーがどの程度電気を蓄えられるかを示す指標で、この数値が50%を切ると充電による回復が見込めず交換が必須になります。
今回は健全性が下がってきていたため、交換に踏み切りました。交換時は電極接合部を清掃し、バッテリーテスターで通電電圧を確認したうえで作業を完了しています。あわせてECUリセットとサービスメンテナンスリセットを行い、古いバッテリーは適切に廃棄処理しています。
ヘッドライト光軸調整

ヘッドライトの光軸を点検したところ、左右ともに下向きすぎ、さらに右側は左に向きすぎている状態でした。規定値に収まるよう調整を行い、左側の光量も改善しました。
光軸がずれていると対向車を眩惑させたり、逆に自分の視界が十分に確保できなかったりする恐れがあります。車検の基準にも関わる部分ですので、しっかりと調整しています。
足回り・タイヤの点検




フロント・リヤともに足回りのブーツ切れなどはなく、異常はありませんでした。タイヤの残量もフロント5.4mm・5.2mm、リヤ5.0mm・5.2mmと問題ない状態でした。
下廻りも点検し、問題ありませんでした。
輸入車のメンテナンスはタッキードにお任せください!
株式会社タッキードは、神奈川県横浜市を拠点とする外車専門の自動車整備工場です。BMWをはじめとした輸入車特有の整備ノウハウを活かし、お客様の愛車を安全・安心にお乗りいただけるよう日々整備を行っております。
今回もご入庫いただき誠にありがとうございました。今後も快適なドライブをお楽しみいただけるよう、スタッフ一同心を込めて整備を行ってまいります。
株式会社タッキード



