神奈川県横浜市の外車専門自動車整備工場、株式会社タッキードです!
今回は車検でご入庫いただいたMINIの整備内容をご紹介します。MINIならではの軽快なハンドリングと個性的な走りをこれからも安心して楽しんでいただけるよう、必要なメンテナンスを行いました。
今回はブレーキオイル交換、バッテリー交換、クーラントの補充とエアーエレメント・エアコンフィルターの交換などを実施しています。バッテリーの健全性低下やクーラント液の減少といった、放置すると走行に影響が出かねない状態も発見し、しっかり対応いたしました。
ブレーキオイル交換
専用のテスターで水分混入率を測定したところ、要交換の数値が確認されました。水分混入率が3%を超えると即時交換が必要とされる基準に達していたため、今回交換を行っています。

ブレーキオイルは吸湿性があり、使用しているうちに少しずつ水分が混入していきます。水分が多くなると気泡が発生し、ブレーキの効きが不安定になる恐れがあるため、メーカー指定では1年ごと、最低でも2年ごとの交換が推奨されています。
交換後はテスターで最終確認を行い、正常な状態であることを確認しました。
クーラント補充・圧力テスト
クーラント液のサブタンクを確認したところ、MIN(最小限度値)以下、ほとんど入っていない状態でした。下廻りを点検しましたが水漏れの形跡は見られなかったため、規定量までクーラントを補充しています。

クーラントはエンジンの冷却を担う重要な液体で、不足するとオーバーヒートにつながる危険があります。補充後はサブタンクキャップの清掃とウォーターホースの目視確認、さらに圧力テストを実施し、漏れがないことを確認しました。
エアーエレメント交換
エンジンに送り込む空気をきれいにするフィルターです。確認したところかなりの汚れが見られ、しばらく交換されていない状態だったため交換を行いました。

フィルターが汚れたまま使用を続けると、エンジンへの吸気効率が落ち、本来の性能を発揮できなくなる恐れがあります。あわせてエアーエレメントケース内の清掃も行い、清潔な状態に整えました。
A/Cフィルター交換
エアーエレメントの汚れ具合から、エアコンフィルターも同様に汚れていることが予想されたため、内気側のフィルターを交換しました。あわせてフィルターケース内の清掃も行っています。
フィルターが詰まった状態のまま使用を続けると、空気を吸い込む際の抵抗が大きくなり、エアコンのブロアモーターに負荷がかかります。負荷が続くとモーターの焼き付きといった故障につながる恐れがあるため、定期的な交換が大切です。
バッテリー交換
バッテリーテスターで計測したところ、健全性50%・充電量92%という結果でした。電圧自体は12.695Vありエンジン始動は可能な状態でしたが、蓄えられる電気の量は新品時の半分以下まで落ち込んでおり、総合判定は要交換となっていました。


健全性がこの水準まで落ち込むと再充電での復活は難しく、早期の交換が推奨される状態です。今回は電極接合部の清掃と通電電圧の確認を行った上で新品バッテリーに交換し、古いバッテリーは適切に廃棄しています。
MINIをはじめとする輸入車では、バッテリー交換後にECUコーディングやサービスメンテナンスリセットといった作業が必要になる場合があります。今回も交換作業に合わせてこれらの処理を行い、車両側にバッテリー交換を正しく認識させています。
ヘッドライト光軸調整
ヘッドライトの光軸・光量検査を行いました。車検の不合格ラインには達していませんでしたが、正しい位置ではなかったため調整し、基準値に合わせています。

光軸がずれていると対向車への眩惑や、夜間の視認性低下につながることがあります。安全な走行のためにも、車検の際にあわせて確認しておきたい項目です。
ブレーキパッド・タイヤの点検
フロントブレーキパッドは残量5mm、リヤブレーキパッドは残量6mmで、いずれも問題のない状態でした。前後のブレーキローターの摩耗についても、現時点で問題はないと判断しています。
タイヤについてもフロント3.2mm、リヤ4.5mmと残量は良好でした。今回はトーイン点検とタイヤローテーションも行い、偏摩耗の予防や走行安定性の維持につなげています。
下廻りも点検し、問題ありませんでした。
輸入車のメンテナンスはタッキードにお任せください!
株式会社タッキードは神奈川県横浜市の外車専門自動車整備工場として、輸入車の車検・整備を数多く手がけております。今回もお客様のMINIに安心して乗り続けていただけるよう、一つひとつの整備を丁寧に行いました。
輸入車のメンテナンスでお困りのことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。最後までお読みいただきありがとうございました。
株式会社タッキード



